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新卒採用

A.I さん

  • 業務推進部 品質管理課 課長
  • 1997年入社

現場経験25年、本社勤務3年。高山営業所の所長も務めたことのある輝かしい経歴からだけでは推し量れない独自のキャリアを歩むビルメンテナンス業のエキスパート。保有する資格、その数なんと80以上だ。

Interview.01

提供サービスのクオリティを守るのが役割

業務推進部の品質管理課に配属されてから、気がつけば3年が経ちました。私の主な業務は、各営業所で作成されて所長に承認された見積書の内容をチェックすること。営業所を実際に訪れて現場で行われている業務が品質面や法律面、安全面などにおいて問題はないかインスペクションを行い、ときに指導するのも大切な仕事です。現場で発生する困りごとが持ち寄られることもしばしば。工事の施工計画に問題はないか、更新する機器の能力計算に間違いがないか、業者が作成した資料などの疑問点について答えたりしています。それらの問題が解決して無事にプロジェクトが完了したと聞くことが私の喜び。間接的であっても会社に貢献できたと大いに満たされるのです。

Interview.02

上には上がいることを知った出向経験が転機

約25年にわたって現場を駆け抜け、3年ほど前から現部署に配属された私のターニングポイント。それは間違いなく、JRセントラルタワーズとJRゲートタワーを運営・管理するジェイアールセントラルビル㈱への出向経験です。建設分野を担当することになったのですが、私にとってはまったくの未知のフィールド。大手ゼネコンとのミーティングでは、専門用語の数々に悪戦苦闘する日々でした。でも、だからこそ「上には上がいる。このままでは通用しない」と気づけた。二級建築士を取得し、必死にキャッチアップを続けた結果、対等にディスカッションできるようになり、日本最大級のレストランフロアの大規模リニューアルにも貢献することができました。このときの経験はその後、社内に戻って手がけたジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階のリニューアル工事の成功にもしっかりリンク。そして何より、昔から信念としてきた「資格取得による自己研鑽が間違っていなかった」と、自信を持って言えるようになりました。

Interview.03

自己研鑽が会社の利益になると信じて

1級管工事施工管理技士や1級建築施工管理技士、エネルギー管理士など、ビルメンテナンス業に関わる資格を80以上取得してきました。そのきっかけは、現場での経験だけでは学びきれない部分があると感じたから。現在は1級建築士の試験を受験中で、筆記試験にはすでに合格。毎週末、製図の学校に通いながら実技試験に向けて準備を進めています。時代が急速に変わるなかで、ビルメンテナンス業の役割も変化。建物の維持管理を超え、コスト削減や老朽化対策、環境配慮などを通して建物の価値を高めるパートナーにならなければなりません。そういう意味で、1級建築士という資格は私にとっても会社にとっても大きな強みになるはず。そう固く信じて挑戦を続けているのです。確かに私は他の社員とは異なるビジョンやルートを選択しているかもしれません。しかし、そんな私を会社は受け入れ、静かに見守ってくれている。感謝を胸に、このスタイルを貫き続けます。

Q&A

仕事について一問一答!

Q1

担当業務内容を
教えてください。

メインの業務は、各営業所が作成している見積書の内容をチェックすることです。現場で行われている機器の選定や施工計画が品質面で問題ないかを確認し、ときには指導を行うことも。現場スタッフからの相談にのることもやりがいのある仕事です。

Q2

入社のきっかけを
教えてください。

父の仕事がまさに設備管理業。幼いころ休日に工場のポンプやボイラーを直す父の姿を見て、自然と私も機械いじりが好きになりました。高校に上がるときには既にこの業界で働きたいという気持ちが固まっていたような気がしますね。

Q3

仕事のやりがいを
教えてください。

現場スタッフからの相談事を無事に解決できたときは、何とも言えない達成感があります。当然ですが、相談してくるスタッフの多くは仕事に燃える若手。刺激をもらい、自分のモチベーションアップにもつながっています。

Q4

今後の展望を
教えてください。

急速な時代の変化に対応する為にもっともっと勉強に励み、知識集約型社会を支える人材を目指してデータサイエンス等の知見も広げていきたいです。そして、「自分ならできる」という強い信念(自己効力感)を高める事で、組織全体の集団効力感をけん引する存在になりたいです。

Q5

会社のいいところを
教えてください。

一番いいなと思うのは、やっぱり休暇制度が整っていてしっかり休めるところ。個人的に「学びは未来への自己投資」だと思っているので、休日を活用して資格取得に関する勉強などリスキリングに取り組む時間を確保できるのは、自己実現を目指す私にとってありがたいですね。

Q6

求職者へメッセージを
お願いします。

自分の意見をしっかり発信できて、自分なりの考えを持って行動できる人は、この会社にぴったり。今後必要な人材はナレッジワーカーですのでライバルよりも努力し知識や知恵を持つ事で、一つの事象を多角的に捉えて本質を見抜く思考力が高まり、評価されてキャリアアップに繋がると思いますよ。

Schedule

1日のスケジュール

09:00

始業・業務開始

30分前ぐらいに出社。フロアにいる社員全員で体操した後、課のメンバーで軽い打ち合わせ。
メインの業務は見積書・施工計画のチェック。多いときは日に20〜30件ほど。建設工事の現場に出向き、協力業者などに品質面などで指導する日もある。

11:00

電話で指導

現場スタッフが電話などで相談してくることも。しっかりヒアリングしてアドバイス。

12:00

昼休憩

課のメンバーと外食。定食だったらこの店、ラーメンだったらあの店などと行きつけの店がある。

13:00

課ミーティング

毎週月曜は課のメンバーでミーティング。

13:30

部ミーティング

隔週火曜は業務推進部全体でミーティング。

16:00

現場スタッフに直接指導

本社にやってくる現場スタッフに、PCなどを使いながらアドバイスすることもある。

17:30

終業

残業はほどほどに早めに帰宅し学校の宿題。相談に来たスタッフと飲みに行くのも楽しみ。

Holiday

休みの日の過ごし方

1級建築士を目指す現在は、休日の9時から19時まで学校に缶詰状態。20代の若い学生に交ざって製図の勉強をしています。仕事と異なる環境はとても刺激的です。早くに二人の子供に恵まれて子育てでは妻にとても苦労をかけましたが、二人とも大学生となり手が離れたので学校がない日は妻と過ごす時間を大切にしています。